Kオフロード耐久シリーズレース規定2006
1.レースの心得
1.本大会に参加する全てのものはスポーツマンシップにのっとり、故意による幅寄せ、ブロッキング、プッシング等を行わず、全員が安全で楽しく事故のないようにすること。
2.主催者の指示、フラッグ等を順守すること。(警告無視はペナルティー)
3.直接、間接を問わず、危険に繋がる行為をした個人、またはチームに対し、主催者の判断でペナルティー、失格、出場停止等の処分を行うことが出来る。
2.スターティンググリッド
タイムアタックは各チームの代表ドライバー1名のみによって行われ、1周の走行タイムを計測し、走行タイムの速い順にスターティンググリッドを決定する。
(参加台数により予選タイム順に、Aクラス決勝、Bクラス決勝に分かれる)
3.スタート方式
スタートは、スターティンググリッドからスタートとし、スタートフラッグ(日章旗)の合図によりスタートする。
スタート前の表示を5分、3分、1分として3分でメカニック退場、1分でエンジンスタートとする。
4.レース中、やむを得ず赤旗で競技を中断する場合
その時の順位のままピットロードに整列し、再スタートはペースカーの先導によるローリングスタートで行われる。
走行中フロントガラスにひび割れが生じた場合直ちにピットインし、内側全面に保
護膜を貼り付け、技術員の検査により走行を認める場合がある。ただし転倒等による
凹み割れについては交換による修理とする。(緊急スクリーン可)走行中ドアミラーの脱落
は1ヶ所まで認める。
エンジンは必ず停止し、ドライバーは降車すること。(但し、エンジン部の点検作業の場合はこの限りではない)
7.ドライバー交代及び作業
必ず指定されたピットレーンで行い、再スタート時はピットアウトゲートでオフィシャルの指示に従うこと。
各ドライバーは45分以上運転してはならない。連続して45分運転したドライバーは、30分以上レスタイムをとる事とする。
8.ピットレーン
ピットレーン出入り口は最徐行のこと。加速、追い抜き等危険行為を行ったチームはペナルティーを与える。また、2列駐車による走路妨害をしてはならない。
事故防止のためピットレーンを横断することも禁じる。
9.フラッグ
フラッグによる主催者からの指示を順守してレースに参加すること。
日章旗 :スタート(競技開始)合図
黄旗 :追い越し禁止
赤旗 :レース競技の中止
緑旗 :オールクリア
青旗 :他の競技車が接近し追い越しを行おうとしている
黒旗 :指示を受けたドライバーはピットイン
チェッカー旗:ゴール(競技終了)合図
※別紙にて指示方法(静止、振動)に対しての説明を記述
10.順位の認定
トップ車両がチェッカー旗を受けて、周回数の多いものから順位を決定する。同一周回数の場合は、チェッカー旗を受けた順。完走は優勝車両周回数の90%。なお、順位の設定をスムーズに行うため、チェッカー予定時刻5分前にピットロードは閉鎖される。
11.車両検査
決勝ゴール後再車検を行う場合がある。
12.シリーズポイント
登録車両ゼッケンのドライバーに与えられ、ポイント数の多い順にシリーズランキングを決定する。
Aクラス
1位 10点 2位 8点 3位 6点 4位 4点 5位 3点
6位 2点 以下完走 1点
Bクラス
1位 2点 以下完走 1点
13.ゼッケン
1年間の登録ゼッケンナンバーとする。ゼッケン貼り付け位置は、ボンネット、左右リヤガラス、リヤハッチガラス、ルーフの5箇所
14.ペナルティ及び失格
失格規定の項目及びオフィシャルの判断により科す。
14−1 イエロー無視、プッシング等によるペナルティは、2分間ピットストップまた
は、2周減算のペナルティを競技長の判断で科す。特に無謀なプッシングに対して
は走行を拒否する場合があり得る。
14−2 失格規定の項目及び、オフィシャルの判断により即失格とする。
酒気帯運転が発覚した場合、即失格とする。(チームにペナルティ)
15.通信機器の搭載
レース中車内にトランシーバー等の通信機器の搭載を認める。但し、走行中に脱落しないようにしっかり固定するように。
Kオフロード耐久レース2006 実行委員会